智子の秘密
『奥さん…』
『ダメよっ!あなたは夫の教え子なのよ(涙目)』
涙と汗で濡れた髪が智子の顔をレースのように覆っている。息遣いが荒くなった智子の喉元に噛み付いた。細い白磁の花器のような喉元は滑らかで、しっとりと汗ばんでいる。
『しょっぱいね』
青年はそう言うと喉から肩、肩から乳房の方へ舌を這わせていった。夫しか知らない蜜壷に舌が到達する頃には、もう智子に抵抗する気力も意志もなかった。
『あ…っ』
薄闇の書斎から湿った雌の声が静かに響いた。
だそうです。
これは、絵描きの森ちゃんが毎朝電車で書いている官能小説の序章です。
フリーペーパーにして下北中にばらまく予定なんだってー。
俺も手伝おう。
ツッコミどころ満載。
見逃せませんね!