皆さんは夢をよくみる方ですか?

俺はそうでもないのですが、ここ数日連発でみております。

一昨日みたのがですね、マムシに死ぬほど追いかけられるという夢です。

もうね、全力で走って逃げてるのですが、鎌首上げたまま延々追いかけられるんですね。

まぁ、とんでもない速さで怖くてしょうがないの。

マムシという言葉自体しばらくぶりに思い出した感じですがw

小学校の時親戚と荒船山というクレヨンしんちゃんの作者が亡くなった山に登ったときに初めてマムシに遭遇しました。

その時は「小せぇなぁ」と思った程度なんですが、じいちゃんに、「飛びついてくるから、気をつけろ」と言われて、異常に恐怖した想い出があります。

斎藤道三が美濃のマムシと言われていたことすら恐ろしいじゃぁないですか。

恐怖の象徴が追いかけてくるという夢は、いわゆる夢占いで言うところの「不安」を表しているそうなんですが、本気の臨床心理学においての夢占いはですね、「自分で解釈するもの」らしいです。

うん、そっちの方があってる気がする。

ユング河合隼雄が好きな人にはお馴染みの話です。

朝起きたら自分で書き留めるらしいです。

だからといって、カフカに対する一般的な臨床の解釈には少し疑問を感じています。

カフカに関しては、モデルケースにならない位リアリティで溢れていると思うのですが、どうなんでしょう?

「城」という未完の作品を最近読んだのですが、あの村八分の感じとか「分かる、分かる!」って感じだし、あとがきの「機能的人間を大量に飼育しておくことは、現代の権力体制の自明なやり方である」というくだりも、とても同意するところであります。

読ませるねぇ。

人は所詮歯車でしかないのは確かにそうだし、日曜日は歯車に油をさす日なんだけど、油をさしてもらうにはお金が必要だったりするワケで。

大きな歯車には大量の油が必要なワケです。

だからと言って小さな歯車がないと人間社会は立ち行かないと考えると、俺も小さな歯車を担っていこうじゃないか、とも思うこともありますよね。

という忘備録でした。